ダリヤがとっても可愛くって、最近ダリヤにはまりっぱなしです。ふうふう暑い7月頃からずっと使っていましたが、普通のダリヤは入荷の時に、一束ごとにセロハンに包まれていて、その中で熱気で蒸れているようで、私の手元で水揚される頃には花びらが少し落ちることが多く、大きなお花で頑丈そうにみえるのに、見かけに比べてかなりデリケートだなぁと妙な共感を覚えてしまったりしていました。
当たり前のことですが、本当に最近はあの頃の暑さは序々に薄らぎ、そんなダリヤも少しずつ体力を回復してきているかのように見えほっとしております。このダリヤ、10月末頃から11月初旬まで何とか出回りますが、その後、ぱったり消えてしまいます。今日もダリヤ!!と思っていた姿が急になくなると、大切な友達が突然失踪してしまったような寂しさがきます。その年の気候にもよりますが、秋が深まるにつれ、いつなくなってしまうのか少しどきどき懼れながら過ごす、それでも楽しい季節です。
前置きが大変長くなってしまいましたが、今日のダリヤは朱がかった和調のダリヤです。漆の器が合いそうなかしこまった雰囲気のダリヤだなぁと感じました。コニカルの実やバラの花をラメで少しおめかしして、このアレンジは、題して『ジャポニズム』??なんていかがでしょうか?色っぽい赤じゃありませんか?
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 22:11
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