2007年03月29日

ファンシーフリル

今日は上着も要らないぐらいのポカポカな暖かい1日でした。
この陽気で街の桜も一気に開きつくしそうな勢いです。

週末のご結婚式、桜をテーマに花嫁様と一緒に考えていたので、3月初めの開花予想には、内心あせってしまいました。
ありがたいことに急に冷え込む日も多く、今週末のウェディングは桜の花びらが舞う素晴らしい1日となられることでしょう。
お庭の素晴らしい会場ですと、この週末はかなり前からのご予約が必要で貴重な1日です。

さて、チューリップの季節もそろそろ幕引きとなりそうですが、今日ご紹介チューリップはファンシーフリルという名前です。
ピンクハウスを着ている女の子が似合いそうなチューリップですよね〜。
花びらの先のぎざぎざした形が特徴です。
こういった形のチューリップをフリンジ咲きのチューリップといいます。
桜と一緒にあしらってみました。
fancy.jpg

それからこんなにたくさんのお葉書。
これは日本出版社さんから販売していただいているミルフルール・フラワーデザインのお花のカレンダーのアンケートお葉書なんです。
抽選は編集部の方が行ってくださいます。
おハガキにはびっしりと貴重なご意見やご感想をいただきまして、そのお手間にも本当に感謝いたしております。ありがとうございます。
大切に1枚1枚しっかり読ませていただいております。
読ませていただきながら、アンケートを下さった方お一人お一人の暮らしにぴったりとカレンダーが寄り添わせていただけているようで、嬉しい気持ちにさせていただいたり、一文字一文字に心にずっしりと重みを感じるお手紙に時間がとまってしまうような気持ちになります。
日本の各地からのお葉書に、とても励まされます。本当にありがとうございます。
ご意見を大切に参考にさせていただき、また2008年のカレンダー作りが今から始まります。発売はまだまだ先になりますが、きっと皆様のご意見が反映された商品に仕上がっていることと思いますので、毎月の絵柄をご覧いただきながらまたお楽しみいただけましたら嬉しいです。

anke-to.jpg
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 21:54 | TrackBack(0) | Flower Lesson

2007年03月21日

リューココリーネの秘密

春の小花で人気のリューココリーネです。
お色もさまざまで白い花から紫、その紫も色の薄いものから濃いものまであります。

リューココリーネが1本入っただけで、そのアレンジがエレガンスな1枚のベールで包まれた空気になるので不思議です。
花びらも、そして茎も柔らかく線が細いのでいじりすぎているとふにゃふにゃと腰がなくなってしまうぐらい繊細ですが、花のもちは驚くほど良いです。

さて、前回のレッスンでリューココリーネをご紹介させていただいたとき、お花の表情をご覧になって、「すごく面白い花ですね。」とのお声がありました。その面白いというのは花の芯のところです。

使いなれた花材なのでいままで気付かなかったことが不思議なぐらいにはっとさせられました。ユリ科のお花なので、花びら6枚、オシベも6本あるはずです。
ブーケに使う白ユリはいつも花粉を1本2本と、取り忘れがないように6本全部を数えながら外しています。

リューココリーネの花芯のところはオシベにしてはプラスチックのように表面がつるつるで花粉が出る気配がありませんし、いったいこれがどのように機能しているのか不思議になりました。
古くなると2つにこれから分かれるんでしょうかねぇ・・なんてその場は???で終わりました。
ryu-ko.jpg

気になってリューココリーネについて調べました。
リューココリーネの6本のオシベのうち半分の3本はすでにオシベの機能をしていません。花の表面に見えるこの3本の部分ですよね。
そしてリューココリーネを縦に割って中の様子を見てみました。
ありました、ありました、ちゃんと粉ぶいている3本のオシベが!
中心にはめしべもあります。
リューココリーネという名前もギリシア語でこの表面に突き出た3本の棒の形状からつけられたそうです。

ryu-ko.jpg

真っ白な状態になると、新しく気付かされることが多々あります。
レッスンにいらしてくださすお客様の尖った感性に感謝です。
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 17:27 | TrackBack(0) | Flower Lesson

2007年03月19日

ピクチャーとウッディーピクチャー

今年の春のニューフェース。ウッディーピクチャーという名前のチューリップです。
パステルピンクの上にミルクをかけた桜色の甘い色あいをしています。ウッディーピクチャーとは英語では木画を意味すると思うのですが、少し反り返った花びらの1枚1枚のつなぎ目がその素朴な絵の表情に似ているようにも見えます。木画は色の違う木の表情を見ながら塗り絵のように木をはめ込んで表現された1枚の絵のことをいいます。
(このアレンジはレギュラーコースのアレンジのレッスンで生けていただいた作品です。)
woodypicture.jpg
私がよく夏休みに出かけた先で選んでくるポストカードがあるので、画像でご確認いただくとイメージが具体的になると思います。↓こんな感じが木画です。
http://www.vill.hara.nagano.jp/pages/41/828/12504.html

もともとはピクチャーというキュートなピンク色の人気のチューリップがありました。ピクチャーは数あるたくさんのチューリップの中でもひな壇があったら一つ上に並ぶであろうというステータス感を感じさせるチューリップです。このほかパステルイエローのピクチャーを見つけたりと、ピクチャーもどんどん人間の改良の手がくわえらられてきたんだなぁと実感します。
こちらが↓ピクチャーです。
picture.jpg 
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 11:07 | TrackBack(0) | Flower Lesson

2007年03月15日

薄紅色のクリスマスローズ

クリスマスローズが今最盛期を迎えています。
ヨーロッパでは3月下旬頃のイースターを迎える1ヶ月間はレントと呼ばれます。調度レントの時期にお花を咲かせるので、レンテンローズと呼ばれるものがでまわっています。
色もさまざまです。

ミルフルールでもボルドーカラー、白、薄紅色、とさまざまな色合いのものをこの数週間で利用しました。
花びらに見える部分は植物の機能的には実はガクに当る部分です。
お花は受粉が終わると結実に力を注ぎ始めるのでお花は枯れてしまいますが、ガクはその必要がないのでそのままの状態を保ってくれます。
開花してからずっと咲いているように見えるので、花を楽しめる期間が比較的長く人気のあるお花です。

水揚が非常に悪いのが欠点。オアシスにアレンジしてもすぐに首をもたげてしまいます。水が下がってしまったら、冷たすぎない、ぬるめの水で首までゆっくりつけて休ませてあげましょう。少しするとまた元気をとりもどしてくれます。とってもデリケートなお花なのです。

先日大変おいしいお菓子をお客様からいただいたのですが、その箱が丸くって可愛かったので、そのボックスにクリスマスローズを生けてみました。モスグリーンの箱に薄紅色の花がシックにきまりました。

christmasrose.jpg
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 16:27 | TrackBack(0) | Flower Lesson

2007年03月13日

ストレチアのフラワーギフト

あるタレントさんのお誕生日ということで事務所にお届けさせていただいたフラワースタンドです。
通常のフラワースタンドは背の高さがかなりあるので、ビルの中での飾りでは長さをもてあましてしまいます。
アイアンの足付きのバスケットのスタンドですとインテリアにも馴染みますし、お花が終わってもその後、いろいろ使っていただけそうで、贈られた方も嬉しいと思います。

お花はストレチアといいます。和名が極楽鳥花(ごくらくちょうか)。
あー、見たことがある!というお声が聞えてきそうです。
名前が何とも縁起がいいかんじですよね。私はこの花をみると、ガッチャマンの火の鳥をいつも思い出します。(分からない方、ごめんなさい・・)。

ある理由があって、羽がテーマのご希望でしたので、ストレチアを鳥にみたてて、孔雀の羽を優雅に羽ばたかせて見ました。
それからアレンジ下の方にも白い羽が実はふわふわと鳥の巣を作っています。(画像ではよく分からず申し訳ありません。)
好評のツガイの小鳥も羽をやすめてます。

大きな葉はアンセリウムの葉です。アンセリウムはセルロイドっぽい質感のハートの形をしたお花ですよね。赤とか緑とかありますけど、その葉なんです。白いカラーの花と同じ種類なので、葉の形もカラーの葉とほとんど似ています。お店では花しかご覧になったことがないかとおもいますが、植物なので、もちろん葉があるんですよ。

カラーは筒状になってますが、アンセリウムはそのカラーの筒をひろげて、伸した感じです。初夏にカラーの咲いている湿地っぽいお庭でだらりと伸びきったカラーを見かけますが、そのカラーは逆に白いアンセリウムの様に見えておもしろいです。


sutorechia.jpg

メッセージも頼まれていたのでミルフルールオリジナルのカードに丁寧にプリントしてお渡しさせていただきます。
message.jpg

そして封筒も、テーマの羽で封印して、大切な思いを託します。

futo.jpg

お花をお届けするお客様の思いを全部汲み取り、その思いをお花で伝え切れるように、そしてお届けで訪問の際の言葉掛けひとつひとつにも贈られてお相手の方がほっこりとした優しい気持ちになれるように、自分はめいっぱいの伝書鳩になりきろうと思っております。
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 19:05 | TrackBack(1) | Flower Lesson

2007年03月11日

ブルーミルフィーユのウェディングブーケ

ミルフルールでも人気のあるバラのブーケです。
このバラはブルーミルフィーユといいます。

モーブピンクがシックな印象のバラですが、何と言ってもこの花びらがシャクヤクのような雰囲気でゴージャス感がたっぷりです。

一枚一枚フォークで繊細にはがしてみたくなるような密で厚みのある花びらの層がおいしそうで、眺めているといったいどうやってこんな風に花びらがくっつけるんだろうと不思議に思えてなりません。

あわせるお花でブーケの表情も変わるので、ミルフルールさんのこのブーケとこのブーケが気にいているのだけれど、どちらのバラに決めたらいいか・・と悩んでらっしゃるお客様も、実はどちらもブルーミルフィーユメインのブーケなんですよ、とお話して、すぐお悩みも解決!なんてことも。

写真だけでも充分素晴らしいですが、実物のバラはまた言葉には尽くせない見事な美しさで絶品のバラです。

これから気温も高くなってくる季節、オールドローズですと花びらの柔らかさや薄さで、環境によっては花のもちが心配なこともありますが、ブルーミルフィーユは花びらも思いのほかしっかりしているので多少の気温の高さがあっても安心して利用できるのも長所です。

そして見た目がオールドローズらしい貫禄で花びらの巻きがブーケで仕上がったとき、ひときわ輝きます。

bluemillefeuille.jpg
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 15:07 | TrackBack(1) | Flower Lesson

2007年03月03日

ひな祭りのウェディングは・・

ひな祭りのウェディングはピンクが可愛いいですね。
ガーベラは「パープルレイン」といいます。
まさにこれぞピンク!という色のガーベラがご希望です。
上品なかわいいピンク色のニュアンスって難しいですよね。

まさに希望の色!と喜んでいただきました。

お内裏様とお雛様のような初々しいカップルのおふたりです。

ga-beraround.jpg

ga-beraround2.jpg
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 22:19 | TrackBack(0) | Flower Lesson

2007年03月01日

forget-me-not

春の小花といえば、勿忘草(わすれなぐさ)。
花の名前そのものが、とてもノスタルジックで惹かれます。
パステルブルーが、幸せのシンボルに感じます。
外側の青色と中心のイエローの配色がきれいですよね。
とっても小さなお花なので、ガラスのエッグスタンドと指貫にあしらってみました。水揚があまりよくないのですが、茎を短くすると、長くお花もたのしめそうです。

桜の咲く頃、春の河原を下を向きながら歩いていると、芝生の上が勿忘草の絨毯になっていて、小さな花を踏まないよう、踏まないよう、気が付いたらつま先立ちで歩いていました。

悩んでいたり、考えごとがあるとき、見つける花なので地面から健気にエールを送ってもらっているような嬉しい気持ちにさせられる花です。
英語の名前がそうであるように、私もあなたを忘れません・・・。

forgetmenot.jpg

ヨーロッパの古いカードや、カフェオレボウル、キッチン周りのツールなどには、よく勿忘草のモチーフが描かれています。
身近で皆に愛され続けたお花だったのでしょうね。
こちらは勿忘草が描かれたアンティークのグリーティングカードです。

forgetmenotcard.jpg
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 19:45 | TrackBack(0) | Flower Lesson