2007年05月15日

初夏の果実

街は清々しい風が吹き渡る5月の真っ只中です。
風を切って自転車乗りが一番楽しい季節ですね。

春に頑張って楽しませてくれた花々の果実がまた新たに形を変えて、私達の目を楽しませてくれています。

寒さ厳しい時節、春の期待をいっぱいに花チューリップ。
こんな風に変身です。
チューリップシードです。
チューリップをお庭に植えられているご家庭はたくさんいらっしゃることと思いますが、なかなかチューリップシードを作ることは難しいと思います。
まさに生産者のプロの技。

お花を咲いた後、理論的にはこんな形で種ができるはずなのですが、普通はこんな風に結実の形を見せる前に残念なことに腐ってしまいますよね。
色や形がいぶし銀のように底力のある美しさを湛えています。

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それから翁草、お花の事典などには、この様子で写真がでていることが多いのではないでしょうか。人差し指ぐらいの小さな小さなお花でしたのに、すごい大きさになって登場するので驚いてしまいます。
花が終り温かくなって成長したのでしょうか、手首から肘ぐらいの長さになってます。

この形が面白くて翁草として呼ばれていたのだと思います。
私はこの翁草をみると、ゲゲゲの鬼太郎の砂かけ婆を思い出して、またまたいろいろなイメージが広がってしまいます。砂かけ婆は妖怪アパートを経営しているんですよね。こんな勝手なイメージをしてしまい、翁草にはもしかしたら不本意かもしれません。

季節感たっぷりで茶花で床の間に生けると風情を感じます。

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翁草は2月にご紹介してましたね。

http://mille-fleurs.sblo.jp/article/3317886.html

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最後に二ゲラの実。お花の時と結実したときと何故か呼び名が変わります。
実のついた状態になると「フウセンポピー」と呼ばれます。

お花の時の痕跡がまだまだありますね。でもあなたのその毛深い葉は二ゲラそのもの。寒かった季節の頃の記憶が脳裏をよぎり、「お久しぶり〜っ」と懐かしくなってしまいます。

こんな楽しい花たちが5月にはどんどんお目見えしてくれるので、嬉しい再会に気持ちはどんどん高まってしまいます。

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posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 11:12 | TrackBack(0) | Flower Lesson