2007年09月28日

花を大切に思う気持ち

また素晴らしい大輪ダリアが入りました。
「ムーンワルツ」という名でピンク色をしています。
一輪が直径20cm近くあるのでブライダルの装花で利用すると豪華絢爛なテーブルフラワーデコレーションになるので人気のダリアです。
moonwaltz1.jpg

高級なダリアなのですが、うまく入荷できてレッスンでお一人5輪ずつご利用していただきました。
ダリアの高貴な印象と、その高貴さゆえの儚い花の命、是非手に触れて実感していただきたく思っていたので、とてもいい機会でした。

今回の基礎コースのレッスンではフレンチスタイルのまん丸いブーケを作製していただいたのですが、花の量が多いので花の重さで握力も要求されます。一旦花を組み始めると、もう手は握ったままで途中で休むことができなくなってしまうので、手がつりそうになってしまうことも度々の手ごわいカリキュラムのひとつなのです。

レッスンでは、お花の水切り用のタライに水をはって、お一人ずつお渡ししています。その水に何度も両の手をじっと浸して冷やしている姿を発見!手が痙攣でもしてらっしゃるのかなぁ・・と、もう少し様子をみて、レッスンを止めに入る必要もあるかもしれないと心配しておりました。

贅沢な花束が完成し、やっと落ち着いたところで、手の状態をうかがったところ、思いもかけない答えが返ってきました。
「お花が温まるといけないと思って、手を何度も冷やしてました。」とのこと。

昔お料理で手を冷やしながら生地を練った私の中で埃をかぶったような記憶がおぼろげに浮かんできました。
確かに手を冷やしながら花組みをするとお花が温まらず、とても理にかなったアイディアです。
私もさまざまな機会に一流の方々とお仕事をさせていただいて、学ぶことが多いですが、手を冷やしながら花を扱うというのは今まで見たことも、考えたことも、したこともありません。なのでとてもショッキングで新鮮な出来事でした。

ダリアは大変デリケートな花材なので、少しのストレスでも花びらがダメージを受ける原因になります。お花を大切に思う気持ちが、自然とこのようなテクニックを編み出したのでしょう。

お花のワイヤリングのテクニックも出来る限りお花に負担をかけないような方法で使いわけをしています。
花組みだって、お花により負担がかからない方法があればどんどん積極的に取り入れてお花を守る必要があります。
これからのミルフルールのハンドタイドブーケのレッスンでは手を冷水に浸すというのをマニュアル化しようかなぁ、なんて思ってしまう、心に残る1日でした。

とにかく家に帰ったらご自分のことはさておき、まずは花の水遣りのお世話が大事、と嬉しいことをおっしゃる方なのですが、発想が超一流の考え方だとこれには私も感服でした。

そんなこんなで出来上がったハンドタイドのブーケ、花嫁人形に持たせるとナチュラルステムが可愛いウェディングブーケにも利用できそうなぐらい華やかです。
ワックスペーパーでカジュアルダウンさせたラッピングでお持帰りいただきます。

moonwaltz2.jpg

痙攣・・とかいろいろフラワーアレンジメントとは、程遠いような痛い言葉が並んで、いつもこのダイアリーを読んで下さっている方には、少し驚かれてるかもしれませんね。実はうちのレッスン、かなり体育会系なんです。(笑)

基礎コースのレッスンをサイトで具体的にご紹介を始めて調度1年がたち、毎月のサイトでのアップは一旦終了致します。いままで通りデイタイムのレッスンでは、毎回の撮影はさせていただこうと思っておりますが、当面この「フラワーダイアリー」でピックアップしてご紹介の形をとらせていただこうかな。。と考えております。

レギュラーコースは2年間のコースなので、今まで通りあと1年間、サイトでアップを続けさせていただく予定です。

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ミルフルール・フラワーデザインのHPは・・・
http://www3.ocn.ne.jp/~m-fleurs/

ブライダルのウェディング・ブーケや会場装花のページは・・・
http://www.mille-fleurs.sakura.ne.jp/

フラワーアレンジメントのレッスンのサイトは・・
(無料の壁紙もお楽しみいただけます。)
http://www.mille-fleurs.sakuraweb.com/lesson/
posted by ミルフルール・フラワーデザイン at 23:25 | TrackBack(0) | Flower Lesson