通常のフラワースタンドは背の高さがかなりあるので、ビルの中での飾りでは長さをもてあましてしまいます。
アイアンの足付きのバスケットのスタンドですとインテリアにも馴染みますし、お花が終わってもその後、いろいろ使っていただけそうで、贈られた方も嬉しいと思います。
お花はストレチアといいます。和名が極楽鳥花(ごくらくちょうか)。
あー、見たことがある!というお声が聞えてきそうです。
名前が何とも縁起がいいかんじですよね。私はこの花をみると、ガッチャマンの火の鳥をいつも思い出します。(分からない方、ごめんなさい・・)。
ある理由があって、羽がテーマのご希望でしたので、ストレチアを鳥にみたてて、孔雀の羽を優雅に羽ばたかせて見ました。
それからアレンジ下の方にも白い羽が実はふわふわと鳥の巣を作っています。(画像ではよく分からず申し訳ありません。)
好評のツガイの小鳥も羽をやすめてます。
大きな葉はアンセリウムの葉です。アンセリウムはセルロイドっぽい質感のハートの形をしたお花ですよね。赤とか緑とかありますけど、その葉なんです。白いカラーの花と同じ種類なので、葉の形もカラーの葉とほとんど似ています。お店では花しかご覧になったことがないかとおもいますが、植物なので、もちろん葉があるんですよ。
カラーは筒状になってますが、アンセリウムはそのカラーの筒をひろげて、伸した感じです。初夏にカラーの咲いている湿地っぽいお庭でだらりと伸びきったカラーを見かけますが、そのカラーは逆に白いアンセリウムの様に見えておもしろいです。

メッセージも頼まれていたのでミルフルールオリジナルのカードに丁寧にプリントしてお渡しさせていただきます。

そして封筒も、テーマの羽で封印して、大切な思いを託します。

お花をお届けするお客様の思いを全部汲み取り、その思いをお花で伝え切れるように、そしてお届けで訪問の際の言葉掛けひとつひとつにも贈られてお相手の方がほっこりとした優しい気持ちになれるように、自分はめいっぱいの伝書鳩になりきろうと思っております。